2008年11月26日水曜日

マンション購入の手順 7 返済可能額を把握する

マンション購入の手順 6 マンション購入に必要な資金」のページで、マンション購入に必要な予算の大枠が掴めたのではないでしょうか。

次に考えなくてはならないのが、自分がマンション購入の際に組む住宅ローンに対して、どのくらいなら返済可能かということです。

住宅ローンを組むときには、これまで賃貸のマンションやアパートにかけてきた家賃の延長線上で考えると、ぐっと現実的なものになってきます。

マンション購入にあてる住宅ローンの返済額を計算する上で、今住んでいるマンションやアパートの家賃の他にも計上できるお金があります。

例えば、駐車場代、そして過去一年間の貯蓄額です。

自分が給与やボーナスから実際に貯蓄に回すことのできた金額を把握することによって、住宅ローンの借入限度額を計算するときに、無理のない資金計画が立てられます。

住宅ローンの返済に回せるお金は、先に挙げた、家賃、駐車場代、貯蓄額の年間合計に0.7をかけた金額とされています(ちなみに、残りの30%は管理費、修繕積立金、駐車場料金、固定資産税、都市計画税などへの支払いです)。

ちなみに、先の返済可能額を住宅ローンの予定返済期間、借入を検討している金利タイプ等に照らし合わせてみると、住宅ローンの借入可能額が計算でき、マンション購入の総予算もより現実的な数字になります(「住宅ローンの基礎 賢い住宅ローンの組み方」のページ参照)

一般に、生活に無理のない範囲の住宅ローンの年間返済額は、年収(税込み)の25%までと言われています。

もし、購入を予定しているマンションの価格が借入返済額よりも高い場合は、自己資金を見直すか住宅ローンの返済期間を見直すか、または購入を検討しているマンションそのものの見直しが必要になります。

住宅ローンの返済期間は一般的には25年から35年の間ですから、無理なく返済できるような資金計画を立てることが大切です。

0 件のコメント: