2008年11月25日火曜日

マンション購入の手順 6 マンション購入に必要な資金

マンションの購入を考えるとき、実際に購入を考えるマンションを見に行くことと同時に、マンション購入に必要なお金について考える必要があります。

まずは、マンション購入にどのくらい自己資金(頭金とも言います)を出せるのか。

マンション購入の資金計画では、自己資金と住宅ローンの比率を考えなくてはなりません。

自己資金を少なくすると、住宅ローンの借入額が増えることを意味し、毎月の返済額が大きくなってしまいます。

マンションや住宅を購入する際の一般的な自己資金の目安は購入価格の20%程度と言われています。

マンション購入には、マンションの物件価格以外にも、税金、火災保険、保険料、諸手続きの手数料などの諸費用、引っ越し代、家具や家電などの購入費が必要になってきます。

諸費用には、印紙税、登録免許税などの税金、住宅ローンのローン保証料、団体信用生命保険料、特約火災保険料、特約地震保険料などの保証料や保険料、ローン手数料、司法書士の報酬や登記簿謄本、仲介手数料などの手数料が含まれます。

諸費用はマンションの選び方や住宅ローンの借り入れ方などで少しずつその金額が異なりますが、一般的にはマンション購入価格の1割程度と言われています。

つまり、4000万円のマンションを購入する場合、用意しなければいけない資金は約4400万円ということになります。

また、諸費用は自己資金から支払わなくてはならないものですので、住宅ローンの借入額を決める際には、マンションの代金に諸費用をプラスした合計額から自己資金を差し引いた金額と考えると良いでしょう。

さらに、引っ越し代や家具・家電等の購入費も自己資金から支払うことになります。

引っ越し代金は引っ越し業者によってサービスに差がありますので、数社から見積もりを取って決めると良いでしょう。

新しいマンションへの引っ越し時に家具を新調しようとすると、家具や家電の代金もかかります。

このほかに、当面の生活費、思わぬ入院や病気などに備えたお金等、全額をマンション購入費につぎ込むのではなく、貯蓄をある程度残すことも大切です。

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