2008年11月4日火曜日

マンション購入と賃貸マンション住まいのどっちがトク?

分譲マンションを購入するか、賃貸マンションで過ごすのか、どちらがトクか迷っていらっしゃる人もいらっしゃるのではないでしょうか。

マンションや住宅の購入は、人生で最も高い買い物のひとつです。

これまでは、マンションや住宅を購入することがひとつのステータスのように考えられてきましたが、一箇所に生活するよりも好きなときに引越しできることや、住宅ローンなどの大きな借金を背負わないで済むことから、あえてマンションや住宅を購入しないという人も増えています。

分譲マンションを購入するのか、賃貸マンションで暮らすのかは、ライフスタイルにも関わってくることなので、どちらがトクとか損とか比較することではないのかもしれません。

もしも、「長期的な『したい暮らし』が定まっているならマンションや住宅を購入するほうがトクです。

持ち家は税制面で優遇されますし、資産として残り、将来の安心感にもつながります。

賃貸マンションはいくら賃貸料を支払っても自分のものになりませんが、分譲マンションを購入すれば、住宅ローンの支払いさえ終われば、名実共にマンションは自分のものになります。

また、賃貸マンションと分譲マンションの違いは、住環境の質の違いにも現れてきます。

分譲マンションのメリットは、賃貸マンションと比較してエクステリア、インテリア共により良い部材を使っていること、修繕費を積み立てしているので、計画的にメンテナンスが行われること、建物全体でセキュリティが導入されていることなど、マンションの建物そのものに対する品質の高さや、マンションからの眺望がよかったり、エントランスの共用部分の美観や利便性の高さから建物への愛着もわきやすかったり、同じマンションの住人同士のコミュニティも形成されやすい環境が整っていることなどが挙げられます。

一方、賃貸マンションの場合、マンションの建物の質の面では分譲マンションにかなわないものの、マンションの維持・管理は大家が行うべきものであり、個人負担しなくて済むというメリットがあります。

分譲マンションを購入することと、賃貸マンションに住み続けることを単純に比較して、どちらがトクとはいえませんが、ご自身のライフスタイルから慎重に検討しましょう。

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